女性の目から見た相続

相続 遺言

その5 二男の嫁の立場から

相続 遺言 家系図

【二男に嫁いだ嫁】

 Dさんは47歳。Dさんの夫は二男で、結婚後しばらくして建設業を開業し、事務所と兼用の自宅は、20年前に義父の土地を担保にローンで建てました。家族は4人で、息子の二男は社会人になって大阪で暮らし、現在は、地元企業に勤めている長男と3人で暮らしています。

 

 2ケ月ほど前に、義父が亡くなりましたが、法要も済ませ、一段落したため皆で話し合いの場を持つことになりました。

 Dさんの夫は末っ子で、すぐ上の長男が跡をとり、一番上の姉は近くで家族と暮らしています。姉は、D さんの夫と同じように、義父が所有している100坪ほどの土地を借り、自宅を建てていました。

 義父は、生前、長女と二男にはsおれぞれの敷地を相続させると話しており、二人もそのつもりで幾ばくかの相続税の資金を準備していました。今まで、敷地の固定資産税は義父が支払っていてくれたことも承知していました。

 

 財産の分割を決めた「遺産分割協議書」の作成もスムーズにすすみ、母親、子ども3人が皆納得のいく方法で相続の手続きも無事に完了しました。

納税資金は準備が必要です

 相続が発生し、被相続人の遺産の価格が基礎控除額を超え相続税の納付義務が生じた場合、発生の日から10ケ月以内に、相続税の申告と共に納税が必要になります。

 納税は現金納付のため、納税資金の準備が必要です。

 D さんの場合、長女・二男はそれぞれ不動産を相続しましたが、予め相続税の資金を蓄えていたため、父親の遺産を当てにすることなく、納税が完了しました。

 遺産の額によっては、納税も多額になります。万が一の時にあわてることのないよう、相続税の試算を行い、納税資金の確保をしておくことが肝要です。

 

 また、納税資金以外で、財産の分割を決めた際に「代償分割」というかたちで、相続人の一人が他の相続人に対して対価として現金を支払う場合も、その支払資金が必要になります。

 ※「代償分割」相続人の一人または数人が、他の相続人より多くの遺産を相続する代わりに、他の相続人に対して債務を負担(金銭や物で支払う)する分割方法

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